自分の依頼や要求を丁寧に伝える英語表現

英語

日本語には敬語や丁寧語があり、”お疲れ様です”や”よろしくお願いします”を日常的に使います

英語が苦手な人ほど、依頼/要求や意見を英語で述べるときに表現がストレートになり、ややぶっきらぼうな印象になりがちです。I want… や I need… に頼っていませんか? ほかの方法を覚えるだけですぐにメールの印象が変わります。

はっきりと主張することが必要な場合はもちろんOKですが、それ以外にも少し丁寧にソフトに自分の依頼や要求を相手に伝える英語表現を紹介します。知っていることも多いと思いますが…次の英語メールや会議で意図的に使い分けてみてはどうでしょうか

海外エンジニアと一緒に仕事をしていると、とてもいい意見やアイディアでも相手に正しく伝わらないと意味がないかも、と思うことが多くありました

図や写真を使って説明したり、はっきりと表現したり…表現だけでは正しく伝えることは大変ですが、依頼しているのか質問しているのかを区別をつけて表現するだけで相手からの回答が得られやすくなります

必要な情報はさっさとゲットして、素晴らしいアイディアを相手に伝えることに自分の時間を使ってください

【一番シンプルな依頼・お願い】Please let me know

Plaeseはもっとも使える丁寧な表現です

【★☆☆】 Please send me the machine manual.

設備の取説を送ってください

【★★☆】Please let me know the delivery date. 2nd Feb.

納期を教えてください 2月2日です

Tips; おまけのアドバイス

日付の表現は国ごとに異なります

日本は YYYY/MM/DD が一般的ですが、これは珍しいスタイルです

海外では…MM/DD/YYYY や DD/MM/YYYY の両方がありえます

海外の方との場合は、Jan. Feb. など数字を使わない表現が一般的で、誤解を避けられます 

英語省略
1月JanuaryJan.
2月FebruaryFeb.
3月MarchMar.
4月AprilApr.
5月MayMay
6月JuneJun.
7月JulyJul.
8月AugustAug.
9月SeptemberSep.
10月OctoberOct.
11月NovemberNov.
12月DecemberDec.

ピリオド”.” は、省略を意味しています

なみぞう
なみぞう

日本のスタイルは数字のみで YYYY/MM/DD が常識ですが、

海外の方からほぼ必ず確認されます

日本の常識は世界の常識とはかぎりません

【★★☆】Please let me know if you have any question.

質問があれば教えてください

if you have any request etc…

英語表現の型を覚えておくと、なんにでも応用できます

【丁寧な依頼・お願い】That would be great if

丁寧、でもしっかりお願いしたい場合はよく使っています

【★★★】That would be great if I could get the samples before 15th April.

4/15 までにサンプルを受け取りたいです (受け取れたら、大変助かります)

【★★★】That would be great if the problems would be solved before business trip.

出張までに問題を解決したいです (問題が解決されていると、大変助かります)

なみぞう
なみぞう

いつまでにとお願いしたいとき、なるべく早く/ASAP (As Soon As Possible) を私はあまり使いません

理由は…日本語で言われても「本当に?」と思うから笑 本当に必要なら、適切な理由を付けたうえで適切な期間を教えてほしいよね 理由なく煽るのは×

【よろしくお願いします】Thank you / Best Regards

Thank you は、ありがとう以外のニュアンスでも使えます

(会議やパワポの最後に) 以上です → 【文章の場合】Thank you!

                → 【口頭の場合】That’s all.

(確認事項があり相手にお願いするとき)→【文章&口頭】Thank you in advance.

日本語→ (あなたがやってくれることに対して、前もって)ありがとう/よろしくお願いします

なみぞう
なみぞう

”Thank you in advance” には、自分が依頼していることに対してよろしくね、というニュアンスです 軽い念押しや確認の雰囲気かな

【メールの自分の名前の直前に】→best regards,

日本語のメールの文末にある”よろしくお願いします”と同様、メールの結びの言葉でよく使われています。あってもいいけど、なくても全然問題なし。

いかがでしたか? 次回は、伝え方のバリエーションが広がる”Let”の使い方を初心者さん向けにまとめてみます。

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